プラネットハウル一話感想

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SmokingWOLFさんとペリカンさんのタッグ作品。
一話をクリアーしたので簡単な感想を。やや辛めです。

※ ノーマルをふつうに装備つけてクリア(一度だけ装備全外しでノーマル最終面クリア)した程度のやりこみ度合いです。


よかった点

世界観・シナリオ

計画外に生まれた子供は処分されるという衝撃的な世界観、
二転三転するシナリオで引き込まれました。

UI(メインの操作性除く)

ステージ選択や武器選択画面などが綺麗に整理されており、
さすが!と感じました。

気になった点

あくまでも足枷の操作性

せっかくの独特な操作性が、
足枷としてしか機能していないのが気になりました。

最初はまともに操作できない状態から始まるのですが、
クリアした段階での習熟度でも無難に操作できるようになるだけで、
この操作性ならではの気持ちよさを感じるには至らなかったです。

これなら方向キー+マウスの操作でも問題が無いように感じてしまう。

最終的に、他の操作性に戻れないほど操作に快感を感じるような
カタルシスがあれば、一気にハマれるのではないかなと思います。

操作性に依存したゲームバランス

反射神経・判断力・パターン構築などが求められる場面がほとんど無く、
操作性に習熟さえすればどのステージも安定してクリアーが可能。

短編ですし誰でもクリアーできることを重視するなら正しいと思うのですが、
上述の通り操作性の習熟の伸びしろもそれほど大きくないので、
一周クリアーしたころには縛りを入れても同じことの繰り返しになってしまい、
繰り返しプレイの意欲を削いでいるように思います。

特に装備評価を気にした場合、色んな装備を試すこともできませんし。

※ ハードモードをプレイしていない、全破壊・全取得等のチャレンジをしていないので、
  見当違いかもしれません。

重箱の隅

微妙にネタばれ。







作中で、計画外で産まれた子供を処分する制度は非人道的だ、というキャラがいるのですが。

その制度は主人公たちの住む世界では当然のものとして受け入れられている制度であり、
それをその世界の中で暮らしている人間が非人道的と感じることは可能なのだろうか、
という疑問は感じました。

これはもしかしたら今後の展開で明かされるのかもしれませんし、
単に我々の価値観で分かりやすいように配慮した結果なのかもしれません。